どうもこんにちは、ブログ主のエロゲー初心者ヒロキでございます。
最近はHOOKSOFTのAmenity's lifeをプレイしてます。
この作品のいいところは告白シーンがとても力を入れられているところ。
ストーリーがしっかりしてる作品もいいですが、こういうキャラゲーというか、イチャイチャを楽しむ作品もそれぞれいいところがあってよきです。
まぁ完走したらおいおい感想は書こうと思うので詳しい話はその時に。
あと、最近こんなものを始めました。
今年発売されたエロゲの曲の皆さんの1~3位を教えてもらおうというものです。
詳しいことはフォームの説明のところに書いてあるので省略しますが、2月くらいにこれを基に動画を作ろうかなと思っているので、よろしければ投票していってください。
さて、今回感想&批評をしていくのは...
『9-nine-そらいろそらうたそらのおと』です。
前回に引き続き、ぱれっとの「9-nine-」シリーズの作品です。
シリーズ第2作になる今作は主人公の妹がヒロインの物語になってます。
前回同様、感想の欄以降はネタバレ要素多めなので未プレイの方は閲覧をお控えください。
1. 9-nine-そらいろそらうたそらのおとあらすじ
2. 9-nine-そらいろそらうたそらのおと感想
3. 9-nine-そらいろそらうたそらのおと私的点数
4. 9-nine-そらいろそらうたそらのおとまとめ
各観点20点満点、合計100点満点で評価させていただきます。
①シナリオ、ストーリー性
16/20(点)
前作で謎に包まれていた魔眼のユーザーについて少しずつ見えてきて、ストーリーも一気にクリアになった感じがします。
前作は誰が魔眼のユーザーかも分からない状況で事件を追っていて、結末も急展開だったので、モヤモヤした終わり方だったように感じましたが、今作は敵が分かっている状況でストーリーが進んでいくので、その分展開も理解しやすくなったのではないかと思います。
細かいところを見ていくと少しばかりあれ?と思うところ(例えばなぜ魔眼のユーザーが2人いるのか? 翔は結局ユーザーなのか?)もあるにはありましたが、シリーズが続くので、そこへの布石なのか?と考えることもできるため、あまり気にはなりませんでした。
4作やった後にもう1周してみるといろいろ理解が出来たり、新たな発見があるかもしれませんね。
②OP、音楽、BGM
18/20(点)
前作と同じく、米倉千尋さんの「ソラノキオク」がOP曲、「ここにある空」がED曲です。
やっぱり良作には良曲ありということで、今作も素晴らしい曲となっております。
僕的には作品終わった後、もう1回聞き直して、歌詞で様々なシーンが思い起こされるのがエロゲのいい曲だと思っているので、そういう意味では、この曲は素晴らしいと思います。
OP曲の「揺れる思い 秘めるほど強くなる」やED曲の「誰よりもそばにいたいから」いうような歌詞は天の隠していた思いをストレートに表現していますし、OP曲の「世界の始まりから それぞれに描いていく 新しい物語」という歌詞はこのシリーズのそれぞれの作品が別のヒロインの視点から描かれていて、同じ時間軸ではあるものの違う物語が展開されていくというのを言い表したものになっています。
③ヒロイン(声優、設定等)
19/20(点)
元気っ子×沢澤砂羽さんは最強説を提唱(?)している私としては大満足でした。
いつも明るく、いたずら好きな元気っ子の天にはぴったりの配役でした。
沢澤砂羽さんは別名義も含め、様々なエロゲに出てる売れっ子声優さんですし、ナイスキャスティングだと思います。
売れっ子なんでいろんなキャラの役をやられてるわけなんですけど、自分の中では明るい系のキャラの声の印象が強いです。
花咲ワークスプリングの若葉ちゃんとかあの辺の感じです。
まぁ、花咲は僕が初めてエロゲを知った思い入れのある作品ですので、思い出補正的なものはあるのかもしれませんが
もしこの作品で沢澤砂羽さんの声にハマった場合は、ゆずソフトのRIDDLE JOKERをやってみるといいかと思います。
キャラに特徴があって可愛いし、天が出さないような声も出すキャラなので、キャラによっての声の使い分けとかを感じられて声優の凄さを実感できると思うのでぜひ
④Hシーン
12/20(点)
前回とあんま変わり映えしないので短めに
Hシーンより紙袋のイメージが強すぎて印象には残りませんでした。
まぁ、実用性には欠けます。
後、BAD ENDの前にHシーンがあるのはあんま好きじゃないかな
前にも書いた通り、未練がなくなって...の流れの中なのでしょうがない部分はあるのかもしれませんが
Hシーンの後のBAD ENDの終わり方が悲しいので、あんまり見たくなくなってしまいます。
⑤システム面、グラフィック
16/20(点)
システム面は変わらないので省略
というわけで、合計点
81/100(点)
総合評価A
(~90点でS、80~90点でA、70~80点でC、60~70点でD、それ以下はE)
ストーリー面ではかなり展開が見えてきて、面白くなったきたと思いますが、いかんせんHシーンが実用性に欠けるので、これくらいの点数になります。
次作はエロエロの春風先輩がヒロインなので期待したいところです。
BAD ENDは今回も何気に心に来るやつでしたね。こういうストーリーを書くのが、今シリーズのシナリオライターかずきふみ氏です。
次作以降もおそらくなかなかにキツいBAD ENDが待っていることでしょう。
そして、最後に出てきた与一
彼が次作のキーパーソンなのは間違いないですが、どういう感じで暗躍するのか、楽しみです。
それでは今回はこれくらいで
またお会いしましょう
YouTubeやってます、こんな感じの動画作ってます よければ登録してね↓
↓チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCiAD2jjxtzPH1M1ur1fAn3Q
↓ニコニコでも動画投稿してます
↓中の人ツイッター
最近はHOOKSOFTのAmenity's lifeをプレイしてます。
この作品のいいところは告白シーンがとても力を入れられているところ。
ストーリーがしっかりしてる作品もいいですが、こういうキャラゲーというか、イチャイチャを楽しむ作品もそれぞれいいところがあってよきです。
まぁ完走したらおいおい感想は書こうと思うので詳しい話はその時に。
あと、最近こんなものを始めました。
今年発売されたエロゲの曲の皆さんの1~3位を教えてもらおうというものです。
詳しいことはフォームの説明のところに書いてあるので省略しますが、2月くらいにこれを基に動画を作ろうかなと思っているので、よろしければ投票していってください。
さて、今回感想&批評をしていくのは...
『9-nine-そらいろそらうたそらのおと』です。
前回に引き続き、ぱれっとの「9-nine-」シリーズの作品です。
シリーズ第2作になる今作は主人公の妹がヒロインの物語になってます。
前回同様、感想の欄以降はネタバレ要素多めなので未プレイの方は閲覧をお控えください。
目次
2. 9-nine-そらいろそらうたそらのおと感想
3. 9-nine-そらいろそらうたそらのおと私的点数
4. 9-nine-そらいろそらうたそらのおとまとめ
1. 9-nine-そらいろそらうたそらのおとあらすじ
きっかけは大地震だった。白蛇九十九神社に祀られていた神器が破損し、並行世界から不思議な装飾品「アーティファクト」が流入した。「アーティファクト」は所持者に特殊能力を授ける。その人知を超えた力を悪用した人体石化事件が発生したのだった。
責任感が強く頼れる青年「新海翔」は正義感の強いしっかり者「九條都」が事件の解決に動くことを知り協力を申し出る。そこに翔の妹で社交的で誰とでも仲良くなれる「新海天」も加わる。彼女も不思議なアーティファクトを手に入れ、面白そうだからという理由で兄と一緒に事件解決に協力する。
そして3人は連続石化事件の調査を始めたのだった。
白巳津川で起こる怪奇事件。秘められた恋心。謎の組織。今、アーティファクトユーザーの運命と意思が交錯する―。(9-nine-公式サイトより)
今作は主人公の妹である天がメインヒロインのお話。アーティファクトの能力は存在感を消すこと。作品としては、前作のここいろと同じ世界観ですが、少し時間軸がズレてます。
↑今作のメインヒロイン、新海天
前作でも中盤で能力に目覚め、石化事件を追っていた天ですが、今作では調査の合間合間の主人公との絡みが増え、同じ世界観でも、違う視点から見ているような新鮮さがあります。
↑天の紋章は背中に出るそう、ていうかケツ丸出しだけど...
1人暮らししてる主人公のところに泊まったり、一緒に学校いったり、時にはみゃーこ先輩と二人になるのを阻止して憎たらしい笑顔を見せたり...
↑そしてこの顔である
序盤はここいろとあんまストーリーは変わりませんが、中盤以降は前作では明かされなかった石化事件の謎が少しずつ見えてくるようになります。
↑ここいろでもあったみゃーこ先輩手作りのハンバーグを食べるシーン
2. 9-nine-そらいろそらうたそらのおと感想※この先、ネタバレを多分に含みますので未プレイの方は閲覧を控えていただく方が良いかと思います。
今作では前回尻切れトンボで終わった連続石化事件の謎が大分明かされます。
そして前作の最後に出てきた謎の女が、今作では暗躍します。
↑前作の最後でスティグマを浮かび上がらせた不気味な女が出て来たよね?
以下本編内容
連続石化事件が例のクソアニメとその元となるこの町の伝承になにか関係しているのではないかと考えた翔たちは、町の伝承について調べたりやアニメのファンサイトを監視したりして調査することに。
伝承についてはいまいちだったものの、ファンサイトの方ではアーティファクトユーザーらしき人物を見つけることに成功します。
その人物が以前駅で見かけた男をたくさん侍らせている女の子じゃないかと考えた天は、その子を能力を使って尾行します。
天の尾行によってその女の子がユーザーであることが分かりますが、深入りしすぎてしまい、その子の仲間らしきグループに捕まってしまいます。
↑敵のメンツ、真ん中の赤髪がリーダーのように見えるが...
一触即発のなか、助けにきた女が一人
↑希亜ちゃんです(この時点ではまだ名前は分かってない)
手に汗握るバトルが展開されるかと思いきや、まさかの展開に...
↑謎の厨二病ワードの飛び交うカオスな展開に
緊迫していた雰囲気はどこへやら、なんとも言えない雰囲気になり、何事もなかったかのようにこの場面が終わるのかと思いきや...
↑このセリフ怖すぎてゾワってなった
とどのつまりあの敵グループの中で最大の敵はやはりこいつだったってわけ。
その後希亜とも連絡が取れるようになり、敵グループの右の女の子とも天が連絡を取り合うように
なんでも彼女の能力は人格が変わるとかそういう感じのもので、能力を発揮していない素の心はおとなしいちょっと引っ込み思案の女の子で、どちらにつくべきか迷っている模様。
↑その女の子、香坂春風先輩。3作目のメインヒロインでもある。
なので天は春風先輩と仲良くしてあわよくば引き抜こうとするわけです。
天と都のおかげで春風先輩を家に招いて一緒にご飯を食べるまではうまく行ったのですが...
↑唐突に人格入れ替わるんだもんなぁ...
というわけで春風先輩の詳しい能力やフードの女のことを聞き出すまでには至らず。
そんな折、クラスメイトの与一が赤髪改め高峰蓮夜のグループ(リグ・ヴェーダ)の3人と会う約束があることを聞いた翔。
↑翔の唯一(?)の友人与一、赤髪の奴とは顔見知りで、こいつから蓮夜の名前を聞きだした
なんでも
ただ監視しようにもすぐバレてしまうので監視はソフィに任せ、帰ったのですが...
↑なんかおるし...
なにかと理由をつけてお兄ちゃんと一緒に居たい可愛い天ちゃんなのでした。
次の日、天と一緒にいるところにソフィが現れ、枝分かれの説明をし始めます。(結構重要)
↑些細なことで分岐しないはずの枝(世界の流れ)が簡単に分岐してしまっているらしい
一瞬翔の能力が!と思ったが、そんなことはなかった模様。
そして天のスティグマが広がっていることに懸念の表情をしたソフィ。
学校を燃やしたあの男になりかねないと言われては真顔になりますよね。
そして天と飯を食うために外に出てきたところでリグ。ヴェーダの方々+与一と出くわす
与一と蓮夜が去り、ゴーストと春風先輩だけが残る展開に
春風先輩は天たちの懐柔作戦が聞いたのか、能力を使っているにも関わらず翔たちを助けてくれたが、ゴーストは相変わらず好戦的
↑なんか弾丸みたいなの飛ばして来たしこのセリフだし...
しかもソフィからはお暇を出されてしまうしで物語はしばらく膠着してしまいます。
物語が動くのはそこから1週間後
天と一緒に焼肉を食べにいき、天を送って帰った夜の帰り道。
考え事をするために石像が見つかった例の公園に立ち寄り、考え事にふけっていた翔は迂闊にもゴーストと接敵してしまいます。
刺激しないように話す翔と、それを聞いて警戒を解き、友人のように気安く話し始めるゴースト。
しかし、すべては罠でした。
ゴーストに石化のアーティファクトを使われ、翔の体が石になっていきます。
一度はソフィの介入で進行が停止したものの、そのソフィも倒されてしまい絶体絶命のピンチ
そんな翔の窮地に現れたのが...
ここにいるはずのない天。
涙を浮かべ、恐怖と戦いながらなんとか震える足を押さえてそこに立っていました。
それを見てターゲットを変更しようとするゴーストに、
↑このグラフィックほんと神
「消えちゃえ!!」のセリフと同時に指から放たれた光はゴーストを飲み込み、そのままゴーストの存在感ごと消してしまいました。
ただ、この行為がその後、良くない展開を生み出します。
体の一部が石化してしまった翔を介護するために天は翔の家に泊まります。
数日は兄妹の掛け合いや都や希亜がお見舞いに来てくれたりと平穏な日々が続きます。(その間に魔目の能力についても教えてもらったり、天が裸で浴室に乱入してきたりとなにげ重要イベが多かった気もしますが笑)
ですが、その平穏は長くは続きません。
天の能力は自分や周りの人間をも蝕もうとしていたのです。
ソフィもそのことは考慮していて、アーティファクトとの契約を解除できる薬を錬成してはいたものの、それが完成する前に、状況は急激に悪化します。
周りの人が天のことを忘れ始めたのです。
友だちや都たち仲間、果ては親まで...
薬が完成するまであと数日、天の症状はさらに悪化。
翔以外の誰からも認識されないどころか、隣にいる翔まで周りの人から認識されにくくなっていきます。
何にも反応されない世界なんて想像できないし、考えたくもないですが、天はもうそんな世界に片足突っ込んでしまっている状況。
翔はなんとか天を元気づけるため、学校をサボってゲーセンや映画を見に行きますが、確実に天の症状は悪化していて、スマホも反応しないし、コンビニの店員にも声をかけても反応されない。
ついには体が透け始め、一旦は持ち直すものの、天の気持ちはもう折れかかっていた。
↑エロゲってダメ兄が結構多いけど、この前後の翔は本当にかっこいい
お前が治るためならなんでもしてやると言った翔に天は思いもよらないことを言います。
↑まさかここで告白するとは...
本当にこの前後は胸が苦しくて自分の心も折ってくるストーリー
本当は言うつもりがなかった気持ちをどうせ消えちゃうならみたいな感じで言ってるわけで、もう症状的には末期なわけです。
この辺はマジで進めるのが辛いところでもあります。
↑そしてこの選択肢である
こんなんズルいって...
多分初見の方は「受け入れたほうが天の気持ちが落ち着く」などと思って受け入れるを選ぶことでしょう。
それを見越してこういう選択肢を作ってるわけです。
さっきも言った通り、天が気持ちを打ち明けたのは、どうせ消えちゃうならっていう後ろ向きな思いからのもの。
それを受け入れてしまったら、それが満たされてしまったら、天にはもうこの世に未練なんてない。
つまり消えてしまうというわけです。
絶対初見だと受け入れるを選ぶでしょ(笑)
実際、受け入れるを選択するとなぜかそのままHシーンに移行して、その後天が消えてしまいBAD ENDになります。
↑9-nine-は本当にストーリー自体が重くてシリアスってわけではないけど、BAD ENDは心にくるものが多い。
そらいろのBADは翔が天のことを忘れてしまい、天が消えてしまうというもの。
ここいろでも都が石にされたりと、ヒロインたちがいなくなってしまうBADが多いから何気につらい。
↑ホントこういうこと言えるお兄ちゃんかっこいい
受け入れないを選ぶとストーリーが進み、天が持ち直し、なんで兄のことを好きになったかという話になります。
そこで出てくるのがこの写真集
写真集の中身は翔の写真ばっかり
しかも現像できない写真の中には翔の寝顔も入ってます
性癖ニッチすぎるだろw
こんな暴露話をしながらお互いを忘れないように頑張っていると
薬が間に合い、天はなんとか助かることが出来たのでした。
ただ、いいことばかりではありません。
天が薬の副作用で眠りについたと同時に、存在を消されていたはずのゴーストが復活。
本編ではタイミングよくない?みたいな感じでしたが、よく考えれば天の能力を無くしたわけなのですから、そりゃそうなりますよね。
そしてまるでこっちの状況を把握しているかのような発言や行動。
本編中にもなったとおり、ゴースト側にも異世界人が関与しているとみて間違いなさそうです。
そして翔は天を守るため、ゴーストのもとに向かいます。
翔はソフィから学校の火事の際に都が回収した炎のアーティーファクトを譲り受け、ゴーストと決戦に挑みますが、1つしか能力を使えない翔と違い、ゴーストは複数のアーティファクトを自由自在に使いこなし、翔は圧倒的防戦を強いられます。
↑ゴーストは悪役としてとてもキャラが立っていて、プレイヤーに殺意を沸かせるような言葉の使い方もうまく作られているように感じる。
ついに膝をついてしまい、万事休すかと思われたその時...
なぜかゴーストは転倒してしまいます。
そして背後からはあの方の声が...
↑ある意味最強な一途な女
春風が翔を助けるためにかけつけてくれました。
春風の能力は、続作で全容が明らかにになりますが、使い方によっては最強です。
そうして文字通り何もできなくなったゴースト。
もう一生仲間たちに、そして天を危険な目に合わせないため、ゴーストを魂ごと消し去ろうとします。
ゴーストは翔を道連れにしようと魔眼の力を使いますが...
能力が制御できなくなったゴーストは、自分自身を石化し、消えてしまうのでした。
↑最後まで悪役キャラとして存在感を放ちまくりました。結構このCG怖いんだよなぁ...
その後蓮夜が出てきましたが、かけつけた都と希亜の能力でアーティファクトを奪い、動きを止め、最後は目覚めた天が、自分にも使った霊薬を注射し、無事事件を解決(?)することが出来ました。(確かに事件は解決したものの、疑問点が多く残ることに。)
↑ホントこのセリフとグラフィックの完成度の高さよ
後日、ソフィと仲間たちで集まり、事件の顛末(なぜ天や都たちが翔の居場所を知っていたのか、なぜ魔眼の能力を複数人使えていたのか)という事が語られ、これでひとまず第一部完(by ソフィ)となり、束の間の平和が訪れたのでした。
そして話は騒動の際に天が口にした兄への思いの話に
内に秘めている思いを再度告白しつつ、さすがに妹も兄と恋人になれないことは分かっている様子
それでもひとつだけお願いがあるというのですが、その願いとは...
いや、知ってたよ?
エロゲだからそりゃ妹であろうとHシーンはあるだろうけど
そんなド直球に言うことか?
天いわく、変なヤリチン男子に処女奪われるよりは兄に処女を奪ってほしいとか
その後話は謎な展開に
↑妹からヤリ捨ててくれって頼まれるとかカオスすぎるやろ
まぁヤリ捨てるだの処女だけ奪ってくれっていうのは半分冗談で、お兄ちゃんとHなことをしたいというのが本心らしい。
ただ、やっぱり兄としては妹とHなことをするのははばかられるもの(エロゲによくある義妹ではなく実妹だし)
そんな兄心を読んでか、天は賭けを持ちかけます
その賭けとは、天が翔を誘惑して翔が欲情(勃起)したら責任を持って処女をいただいてもらうというもの
こうして天の処女をかけた不毛な争いが始まるのであった...
↑どこのカードゲームだよ(笑)
最初は天の色気のない誘惑を余裕で受け流していた翔ですが、天は自分の胸をもませるという武力行使に訴えかけ、結局翔の🍌はビンビンに
結局Hをすることになったのですが...
↑今作最大の名(迷)【ネタ】シーン 天の紙袋
顔が見えなければ罪悪感もないだろうということで紙袋をかぶってHをすることに
なお、このシーンはいまだに9-nine-ファンはおろか公式にすらにネタにされている模様
↑公式で以前発売されていた抱き枕カバーのおまけに紙袋が付くとかいう公式公認のネタ
結局途中で酸欠になりかけ、普通にHをし、週明けの学校から帰宅後にもう1回Hシーンがあってで本編は終了
↑2回目のHの前の1シーン ここに天のうざ可愛さが詰まってると言っても過言ではない
最後には、またも次回作につながるような意味深な描写が
誰かに似た声、そしてその誰かと話す与一
友人であるはずの翔をうざったいと言い放った与一が次作のキーパーソンになることは間違いないでしょう
こういう風に少しずつ物語の本質が見えてきて、作を重ねるごとに徐々に面白くなっていくのがシリーズもの作品ではありますが、この作品は、作品の最後のように次回への分かりやすい伏線貼りで初心者にも分かりやすい作品でありながら、様々考察を出来る部分があるエロゲ上級者や考察マニアにも満足してもらえる作品になってます。
OPアニメーションや歌詞、作品内のセリフやアーティファクトの名前に至るまで、考察に使えるところはたくさんあります。
まぁ考察について語ると記事1本かけちゃうくらいなのでこの辺にしときますが、つまりこの作品は誰でも楽しめる作品になっているということです。
エロが作品に占める割合が他の作品より少ないので、エロゲに抵抗のある人でも気軽に入れて、奥が深くハマりやすい作品であるうえ、1作が約3000円と他のフルプライスのエロゲよりも初心者におすすめする部分です。
是非この記事を見て興味が湧いた方はプレイしていただだければと思います。
3. 9-nine-そらいろそらうたそらのおと私的点数
観点
①シナリオ、ストーリー性②OP、音楽、BGM③ヒロイン(声優、設定等)④Hシーン⑤システム面、グラフィック
各観点20点満点、合計100点満点で評価させていただきます。①シナリオ、ストーリー性
①シナリオ、ストーリー性
16/20(点)
前作で謎に包まれていた魔眼のユーザーについて少しずつ見えてきて、ストーリーも一気にクリアになった感じがします。
前作は誰が魔眼のユーザーかも分からない状況で事件を追っていて、結末も急展開だったので、モヤモヤした終わり方だったように感じましたが、今作は敵が分かっている状況でストーリーが進んでいくので、その分展開も理解しやすくなったのではないかと思います。
細かいところを見ていくと少しばかりあれ?と思うところ(例えばなぜ魔眼のユーザーが2人いるのか? 翔は結局ユーザーなのか?)もあるにはありましたが、シリーズが続くので、そこへの布石なのか?と考えることもできるため、あまり気にはなりませんでした。
4作やった後にもう1周してみるといろいろ理解が出来たり、新たな発見があるかもしれませんね。
②OP、音楽、BGM
18/20(点)
前作と同じく、米倉千尋さんの「ソラノキオク」がOP曲、「ここにある空」がED曲です。
やっぱり良作には良曲ありということで、今作も素晴らしい曲となっております。
僕的には作品終わった後、もう1回聞き直して、歌詞で様々なシーンが思い起こされるのがエロゲのいい曲だと思っているので、そういう意味では、この曲は素晴らしいと思います。
OP曲の「揺れる思い 秘めるほど強くなる」やED曲の「誰よりもそばにいたいから」いうような歌詞は天の隠していた思いをストレートに表現していますし、OP曲の「世界の始まりから それぞれに描いていく 新しい物語」という歌詞はこのシリーズのそれぞれの作品が別のヒロインの視点から描かれていて、同じ時間軸ではあるものの違う物語が展開されていくというのを言い表したものになっています。
③ヒロイン(声優、設定等)
19/20(点)
元気っ子×沢澤砂羽さんは最強説を提唱(?)している私としては大満足でした。
いつも明るく、いたずら好きな元気っ子の天にはぴったりの配役でした。
沢澤砂羽さんは別名義も含め、様々なエロゲに出てる売れっ子声優さんですし、ナイスキャスティングだと思います。
売れっ子なんでいろんなキャラの役をやられてるわけなんですけど、自分の中では明るい系のキャラの声の印象が強いです。
花咲ワークスプリングの若葉ちゃんとかあの辺の感じです。
まぁ、花咲は僕が初めてエロゲを知った思い入れのある作品ですので、思い出補正的なものはあるのかもしれませんが
もしこの作品で沢澤砂羽さんの声にハマった場合は、ゆずソフトのRIDDLE JOKERをやってみるといいかと思います。
キャラに特徴があって可愛いし、天が出さないような声も出すキャラなので、キャラによっての声の使い分けとかを感じられて声優の凄さを実感できると思うのでぜひ
④Hシーン
12/20(点)
前回とあんま変わり映えしないので短めに
Hシーンより紙袋のイメージが強すぎて印象には残りませんでした。
まぁ、実用性には欠けます。
後、BAD ENDの前にHシーンがあるのはあんま好きじゃないかな
前にも書いた通り、未練がなくなって...の流れの中なのでしょうがない部分はあるのかもしれませんが
Hシーンの後のBAD ENDの終わり方が悲しいので、あんまり見たくなくなってしまいます。
⑤システム面、グラフィック
16/20(点)
システム面は変わらないので省略
というわけで、合計点
81/100(点)
総合評価A
(~90点でS、80~90点でA、70~80点でC、60~70点でD、それ以下はE)
ストーリー面ではかなり展開が見えてきて、面白くなったきたと思いますが、いかんせんHシーンが実用性に欠けるので、これくらいの点数になります。
次作はエロエロの春風先輩がヒロインなので期待したいところです。
4. 9-nine-そらいろそらうたそらのおとまとめ
今作はストーリーに動きが出てきて、展開も分かりやすくなったので、サクサク進められたのではないでしょうか?BAD ENDは今回も何気に心に来るやつでしたね。こういうストーリーを書くのが、今シリーズのシナリオライターかずきふみ氏です。
次作以降もおそらくなかなかにキツいBAD ENDが待っていることでしょう。
そして、最後に出てきた与一
彼が次作のキーパーソンなのは間違いないですが、どういう感じで暗躍するのか、楽しみです。
それでは今回はこれくらいで
またお会いしましょう
YouTubeやってます、こんな感じの動画作ってます よければ登録してね↓
↓チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCiAD2jjxtzPH1M1ur1fAn3Q
↓ニコニコでも動画投稿してます
↓中の人ツイッター